2014年3月4日火曜日

カタカナ語

先日「皆さんは意外と単語を知ってるんですよ」「カタカナで書かれた単語がほとんど外来語」と考えられるのでたくさん集めて僕に送ってくださいと書きました。

今日までの所未だどなたからもレスポンスがないのですが、その内頂けると期待しております。

さて、今日話題にしたいのはカタカナで書かれた語を見た時の注意点です。

1.カタカナで書かれた単語が全て英語であるとは限らない。
  日本語は大変柔軟性に富んでいるので各国の単語が便利であったり、覚え
  やすかったり、語呂が良かったりすると取り入れます。以下の例はご存じの方も
  多いと思います。
    チョンガー (韓国語で独身)
    パスタ   (イタリア語で麺類)
    バカンス  (フランス語で休暇)
    ゲレンデ  (ドイツ語で広場)
    バイト   (ドイツ語のアルバイト=働く から)

2.日本人は省略が好き
  恐らくマスコミ特に新聞がスペースを大事にするため省略を行い、一旦受け入れ
  られると元々の単語がわからなくなってしまう。
   マス・コミ  mass communication
   べ・ア    base up
   省エネ    省 energy
   アプ・デ   up date

3.LとRの区別がない
   glass grass          ガラスと草
   law raw    法律と生
  で、私は従来からRが入った単語をカタカナ表記する場合、小さなゥを前につけるべきだと提唱しております。
草の場合はゥグラス、生の場合はゥロー、右・正しいの場合はゥライト
この小さなゥを入れることを意識するとそれらしく発音することが出来ますのでお試しあれ。




2014年3月2日日曜日

漢字と英単語 単語の増やし方

皆さんは僕が漢字と英単語は似てると言ったらちょっとビックリされるでしょう。

漢字は偏や旁で構成されていて、パッと見ただけで詳しいあるい正確なことがわからないけれど音や関連することが大体わかるようになっています。

さんずい、木偏、草かんむりなどは関連することがらですし、高は稿、橋、矯と似た音を持っています。

さて英単語の場合はどうでしょうか?
皆さんは接頭語と接尾語ということをお聞きになったことがあるでしょう。僕自身はこの場合の「語」は「部分」に直すべきだと考えているのですが。

接頭語にはno-/non-, pro-/pre-, con-/com-, dis-などたくさんありますが、多少の例外を除いて同じ意味を持っています。

接尾語は形を表します。-tionは形容詞の名詞形を作りますし、-ismがついていれば…主義あるいは「何かを主張する」という意味になります。

接頭語と接尾語の間の「語幹」が当然重要な部分です。この語幹の部分の多くはラテン語やギリシャ語から来ています。(前に英英辞典を使うことをお薦めしましたが、その理由の一つは語源が辿れることです。ですから語源がでていない英英辞書は買うべきではありません。)

例えばattractive. attraction, retract, tracterと言った単語の共通部分はtractで「引っ張る」という意味です。
attractiveは「人の注意を引きつける」から「魅力的」
attractionも「人の注意を引きつけるもの」「アトラクション」
retractは「逆の方向に引張る」から「撤回」「かくのう」
tracterは鋤を「引っ張る」トラクター

単語一つ一つを何の関連もなく覚えるのは大変ですが、このように語源が分かると単語を飛躍的に増やすことが出来ます。




2014年3月1日土曜日

日本語と英語の違い

日本語と英語の一番の違いはアクセントとイントネーションだと思います。
ここで言う「アクセント」は単語のどの部分を強く言うかという意味です。
ご存じの方も多いと思いますがアクセントには「訛り」という意味もあってオーストラリアン・アクセントとかスコティッシュ・アクセントなどのようにその地域独特の発音という意味も有ります。

さて、日本語においては殆どの場合、アクセントやイントネーションを意識せずに話すことが出来ると思います。

しかし橋と箸と端のように少しずつアクセントが異なり音を聞いただけだと間違って理解してしまうこともありますね。

また出身地によりアクセントが異なることも有ります。関東弁と関西弁では大分違いますし、北海道と九州でも違うと思います。

又、日本語のセンテンスを話す場合、あまり抑揚を付けないで話ます。例外としては質問をするときに語尾を上げることくらいでしょうか。

さらにおおきなちがいはえいごはあるふぁべっとのあつまりであり、ひとつひとつのもじにいみはありません。ひらがなだけでかかれたぶんしょうがよみにくいのはかんじがないためぱっとみたときにいみをつかみにくいためです。

漢字はそれぞれの字が意味と音を含んでいるのでざっと見ただけで了解することが可能なのです。また同じ音を含んだ漢字を使って文字遊びが出来ます。スポーツ新聞の見出しがそのいい例でしょう。

これからも世路師句




2014年2月28日金曜日

実は英単語を沢山知っている。

先日、基本的な単語3000語を知っていればほとんどの事を言い表すことが出来ると書きました。

皆さんは知らず知らずのうちに沢山の英単語に出会っているのです。最近は特にコンピュターに関連する単語が多くなっていると思います。

しかし江戸時代の中盤、ポルトガルの宣教師が日本へやって来た頃から日本語は多くの外国語を取り入れてきました。
コンペイトウはポルトガル語のコンフェイト(菓子)から来ているといいます。カステラは真偽は分かりませんが出されたやわらかな菓子を食べてしまった後、この菓子はなんというものかと尋ねた所、皿にお城の絵が書いてあったのでカステラ(英語のキャッスルですね)という答が帰ってきたのだといいます。

江戸時代が終わり世界の文化を早く吸収したいと考えた明治政府はオランダから軍人を招聘し、近代的な軍隊を作ろうとしました。
リュックザック、ガーゼを始めとするオランダ語が日本語に取り入れられました。

福沢諭吉など明治時代の先達達はそれでもなんとか外国語を日本語に置き換えようと、大変な努力をされました。経済、民主主義などという言葉はこの頃に作られたようです。
が、最初に習った言葉を後になって置き換えるのはなかなか難しい物があります。
スマホを日本語に無理やりしたらどんな言葉になるでしょう。多機能携帯電話よりもスマホのほうが言いやすいということもあるでしょうね。

ここで今日のタイトルに戻りますと、テレビや新聞などを通して日頃目にするカタカナ語は幾らかの例外をのぞいてほとんど英語から来ていると思います。

皆さんご自身が目にしたカタカナ語をメモしてみてください。相当な数に登ると思います。そしてメモした単語を教えて下さい。可能な限り語源とか原議、派生語などをしるしたいと考えております。




2014年2月27日木曜日

英語嫌いはどうして作られたか?

諸悪の根源は「大学入試のための英語」にあると思います。
それに次いで英語教師の質の問題があると思います。
勿論、中には優秀な先生もいると思いますが大多数の英語教師はダメな英語教師に習ったのだと思います。
明治時代の「洋行帰り」が作ったシステムからそれほど進んではいなのではないかと思います。「洋行帰り」の権威は動かしがたいものがあったことでしょう。日本からでたことがない人が、海外へ行って実際に経験してきた人に反論しようにもその拠り所がないのですから。

で、現在は多くの学校にネイティブ・スピーカーが配属されているようですから、大分様子は変わったのだと思います。しかしこのアシスタントをどのように使いこなしているのか、僕は実地を見ていないのでなんとも言えませんが、活用できているケースが少ないと聞きました。
http://www.geocities.jp/kokoko37kokoko/temari.f.html

日本では中学1年生から大学4年までの10年間英語教育に触れるわけですが、10年間勉強しても大多数の人が上手くならないとしたら教え方に問題があるのではないかと思います。

オーストラリアのテレビ・ニュースではオーストラリア国内のニュースは勿論取り上げられますが国外のニュースも半分ほどの時間を占めます。
世界各地の事件や出来事が流されますが、多くの場合、現地の人に直接インタビューして意見などを聞いています。「現地の人々」は上手い・下手の差こそあれ殆どの場合、英語で受け答えをしています。

インドネシアの漁民(オーストラリアの領海で操業し問題となっている)やデモで混乱しているバンコクの市民、内戦で苦しんでいるシリアの人々、アフリカの難民キャンプで暮らしている人々…。

オーストラリアの国営放送局(Australia Broadcasting Corporation:ABC)は世界各地に支局を持っており東京にも有ります。従って時々日本のニュースが取り上げられることがあるのですが殆どのインタビューを受ける人は日本語で受け答えしていますので、通訳の人の声がかぶって放送されます。

各企業が社内共通語を英語にしようとか「国際化に向けて」云々あるいは、TOFEL/TOEICで何点以上必要ということをよく耳にします。

英語がうまくなったらどうしたいのでしょうか?


2014年2月25日火曜日

単語の数と辞書

オーストラリアに暮らして20年も経つと所謂オージー・イングリッシュにも慣れてくる。オージーと話をしていると日本の学校では先ず習わないだろうという単語に出会う。また単語によっては発音がアメリカン・イングリッシュと異なることも多い。
一番大きな違いは"t"の発音だと思っている。Twenty bottlesをアメリカ人はトゥエニィ・ボローズのような発音をするのに対してオージーはトゥエンティ・ボトルズという。

一般的には知っている単語の数が多ければ多いほど良いのだが、どの位の単語を知っていれば良いのだろうか?

ここで「辞書」と関連してくるので少し横道にそれる。僕が絶対にお薦めする辞書は
Oxford Advanced Learner's Dictionary OALD という英英辞典である。この辞書の本体とDVDがセットになった物が5千円位で売っているはず。このDVDをご自分のパソコンにインストールすると、発音や語源、例文、図解まで出てくるので非常に便利である。

英英辞典と聞いて怯んだ方もいらっしゃるかもしれないが、この辞書の特徴は基礎的な、即ち平易な単語3000語で説明しているというところにある。
この3000語というのが一つの基準になると思う。

最初はとっつきにくいかもしれないが、英語の意味を英語で調べることにより「英語に慣れる」という効果もある。

ご存知の方も多いと思うが、辞書をひく際、1番先に出ている意味だけを見て「ああそうか」と納得してはいけない。
例えばlifeという単語はOALDには9つの分野に13の項目があるとしている。

STATE OF LIVING

1. [U] the ability to breathe, grow, reproduce, etc. which people, animals and plants have before they die and which objects do not have:

2. [UC] the state of being alive as a human; an individual person’s existence:

LIVING THINGS
3. [U] living things:

PERIOD OF TIME
4. [CU] the period between sb’s birth and their death; a part of this period:

などと記されている。
1番は「人間や動物、植物が息をしたり、成長したり再生産したりできる状態、死ぬ前の状態。物質にはないもの」と説明されている。
2番は「人間が生きて存在している状態;個々人の存在」
3番は「生きているもの」
4番は「ある生物の生まれてから死ぬまでの期間」
と説明されている。

1は「生」「生物」
2は「生命」
3は「生態」
4は「一生」とか「人生」
ということになろうか。

ここで気をつけなければいけないのは「一生」という意味で使われている場合に「生物」としてしまったら文章がわからなくなってしまうという点である。

どの意味が最も適切かを判断しなければならない。

2014年2月24日月曜日

英語を学ぶ目的

このブログを呼んでいる人は何らの理由があって
1.英語は嫌いあるいは苦手
2.だけど必要に迫られて英語を習得したい
という人だと思う。

英語が嫌いとか苦手という人は多分「受験英語」が原因ではないだろうか?ここが間違っているからXX点引きますとか、正しい発音記号を選ばなかったからダメとか言われたことが有るのだろう。でもひとつの単語に対して違う発音をすることはしばしば有る。behindという単語は普通(無理にカタカナで表記すると)ビハインドという発音だが、場所によってはバハインドと発音する人もいる。scheduleは米国英語ではスケジュールだが英国ではシェジュールと発音されることが多い。

次に綴り。前に述べたとおり、英語の長い歴史の中で綴りはロンドン風だけれども発音は他の地方(勿論その逆もある)ということが多い。bury(埋める)という単語はどういう訳かベリーと発音する。これは何故なんだと言っても仕方がないので覚えるしか無い。掃部山をなぜハキベヤマと言わないのかというのと同じことね。

3番目に不規則変化。一般的には動詞の過去形はedを付けるが、中にはそうでないものも有る。これも覚えるしかない。ただ、あまりおすすめは出来ないものの、我々日本人がI writed a letterと言っても相手は分かってくれる。教養のない人だと思われる可能性があるが。

4番目。受験英語では正しい文章を書かないと点が取れないが、実際の会話では英語を母国語とする人であっても、フルセンテンスを言わないことが多い。一つにはフルセンテンスだと会話がぎこちなくなるし、冗長になってしまうから。もう一つの理由はdoと代名詞の使い方に事がある。

  I went to the park yesterday 昨日あの公園に行ってみたよ
  Did you? Any good? そう、どうだった?

さて、貴方はどうして英語を習得したいのだろうか?会社員であればキャリア・アップ、旅行好きの人であれば買い物したり土地の人と話したいからというのが主な理由だろう。

でも僕は英語を修得するためには少なくとも次の3つが欠かせないと考えている。
1.きちっとした日本語で自分の考えを相手に伝えることができる能力
2.日本の歴史や文化の基本的な知識を持っていること
3.相手の国の歴史・文化に興味を持つこと

自分の考えを構築し、それを日本語で言い表すことが出来ない人が英語を駆使しようとするのは非常に無理がある。たとえ通訳を雇ってもその通訳が困り果てるだけであろう。
この意味で日本語の能力は非常に大切である。

もし貴方がこの能力がないと思うのであれば以下の文章を読む事は時間の無駄であるからもっと建設的なことに取り組まれる方が良い。



会社員であれば業務出張で世界の各地にゆくことがあるだろう。商売をするためには自分の会社の製品の品質と価格を相手に提示するだけでは済まない。あなた自身を売り込む必要がある。相手が興味をもつのは製品だけではないのである。

旅行者として見知らぬ土地を訪れた場合も同様で、単にこれはいくらですか?というだけでは折角訪れた意味が薄れてしまう。その土地の歴史や文化に興味があって、質問すれば相手は喜んで教えてくれる。そしてその代わりに茶道とか禅、相撲や日本の世界遺産についての質問に答えなければならなくなることもあるだろう。

次回はどうすれば英語力をアップできるかについて書いてみよう。